公式HP:Requiem for a Dream
原題:Requiem for a Dream
日本公開:2001/7/7
監督:ダーレン・アロノフスキー
見終わったあとに鬱になる映画と言われているけど、正しくそのとおりでした。
全くもって救いがない!
しかし、この鬱っぽいのが大好きなので楽しく見れました。
話の内容としては、4人の主人公が麻薬によって将来が無茶苦茶になっていく様子を映し出していきます。
麻薬によって夢を奪われるありさまとして「夢の葬送曲」というタイトルに繋がります。
内容はいたって平凡ですけど、この作品のすごいところは、間違いなく演出です。
監督はリアルなホラーを作りたいという事を発言していましたが、麻薬中毒者を効果的な演出で見せているのでそれが際立っています。
麻薬に溺れていくシーンなど様々な止め絵で描写を連続してたりしていて、そこがまたホラーっぽくなってます。
アニメで言うとシャフトっぽい感じですかね。
本当に救いが全く無いので、全く人にはおすすめできないけど個人的には大好きです。
鬱なお話が大好きです^q^
まあ、間違いなく、麻薬撲滅映画としては素晴らしいと思います。
高校生くらいに見ると、教育的にはすごくよさそうです。
公式HP:モンスター - 映画作品紹介- CINEMA TOPICS ONLINE (公式がないので仮)
原題:Monster
日本公開:2004/9/25
監督:パティ・ジェンキンス
実在している死刑になった連続殺人のアイリーン・ウォーノスの生涯を描くストーリー。
シャーリーズ・セロンがアカデミー主演女優賞をとった作品でもあります。
物語はアイリーン(愛称:リー)と友人セルビー(愛称:セル)を中心として、どのようにしてリーが殺人犯になっていくかを追っていく感じとなっています。
リーは、13歳の頃から売春をしている人物で、最後の夜だったはずの日に出会ったセルビーと恋の落ちてしまう。
ここで、がちがちのレズものだったのでテンションはかなりダウン。
愛するセルビーとの生活のために強盗殺人を続ける感じとなる。
セルのためにリーが堅気の人間になろうとするシーンが何度かあるけど、そこで社会の厳しさにより挫折してしまう光景が痛々しい。
愛する者のために、、、のはずなのに結局強盗殺人で生計を立てる毎日。
最後の殺人では、躊躇しながら銃の引き金を引くシーンはかなり印象深いですね。
連続殺人犯というと快楽殺人という印象が強いけど、誰かのために殺すというのは本当に痛々しいですね。
シャーリーズ・セロンの演技も相まってかなり、そう感じます。
原題:skyfall
日本公開:2012/12/1
監督:サム・メンデス
007の50周年記念の今回の作品。
過去の007を見ていると、にやりとなる展開が幾つも出てくる感じですね。
(007は古い作品はあまり見てないですが、ネタ程度に幾つか知っていたので楽しめました)
開始からオープニングの曲が入るまでと序盤の上海でのスパイ対決は、近年にないくらいよくできたアクションでした。
上海のビルの対決とか光と影の演出がすごく良かったし、あそこのシーンだけでもBD買ってもいいかなと思います。
後半は少し息切れした感じもしまたしたけど、それでも十分にレベルの高い出来かなーと。
今回のラスボスはスーパーハッカーだったりしますが、ボンド側はアナログな武器で立ち向かったりとその対比をかなり明確にアピールしている感じがします。
シルヴァが結構イカレタ感じのキャラのはずだけど、いまいちそこの表現が薄かったのが残念だったかな。
ボンドの影の部分を具現化したのがシルヴァって感じで見ていたけど、その影の部分をもう少しでていれば。
まあ、そこが強くなりすぎるとダークナイトみたいになるから難しいだろうなあ。
また、ボンドガールが実質Mだったり、シルヴァがマザコンっぽい感じと見ていてなんかチンケに思えてしまうんだよなあ。
興行収入はかなりのものだけど、正直言ってそこまでのものかなと思えてしまう。
なんか全体的に歪な感じを受けてしまいます。
そもそもハッカーとか出てくるとトランプのジョーカー的な感じで何でもありになってしまうしあまり好きになれないですし。
カジノ・ロワイヤルのほうが面白いと思うし、今回は期待し過ぎたのか原因なのかな。
それでも、十分面白いと思うし2時間半と長丁場だけどあっという間に終わった感じでしたし。
ネタバレのストーリー
トルコでスパイ対決→Mの指示ミスでボンドに射撃がヒット→MI6本部爆破→
ボンド復活→相手組織がシルヴァ(元MI6メンバ)と判明→
ボンドがシルヴァの基地に乗り込みシルヴァ捕縛→シルヴァがMI6から逃げ出しMの暗殺に向かう→
ボンドとMが逃走→スカイフォールで待ちぶせ→Mとシルヴァが死亡→END
こちらは007を見たことない人でも楽しみる良作
「エクスペンダブルズ」 感想・レビュー
公式HP:http://www.expendables2.jp/
原題:THE EXPENDABLES
日本公開:2010/10/16
監督:シルヴェスター・スタローン
格闘、早打ち、重火器、大爆発の懐かしの映画的な感じでの本作品。
この作品の見所はなんといっても豪華な出演者たち。
シルベスター・スタローン → ロッキー、ランボー、クリフハンガー
ジェイソン・ステイサム → トランスポーター、コラテラル
ジェット・リー → HERO、キス・オブ・ザ・ドラゴン
ドルフ・ラングレン → ユニバーサル・ソルジャー、レッド・スコルピオン
ミッキー・ローク → エンゼル・ハート、レインメーカー、シン・シティ、レスラー
ブルース・ウィリス → ダイ・ハード、アルマゲドン、シックス・センス
アーノルド・シュワルツェネッガー → ターミネーター、コマンドー、トータル・リコール
そんな彼らが、エクスペンダブルズ(消耗品)ってタイトルの映画に出ているのがすごい!
内容としては90年代あたりを彷彿とさせる、銃と火薬臭い感じを、無駄なCGとか使わずに現代風にしてみましたといった感じ。
最近はこういう映画が少なくなったから、久々にこういう映画を見ると大興奮!
ブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーも出ているけど、5分くらいの出演シーンだったりする。
でも、ノーギャラ出ていたりもするし、お互いに長い中だって感じがでている会話なのでこのシーンはなかなかお気に入り。
このシーンだけでも1000円は出してもいいね!
ジェット・リーももう50歳だというのに、この中では若手感がするのもすごい。
ジェット・リーは何かといって好きな役者だけど、こういう感じの若手キャラって最近ないしこういう役もいいなーって感じで好き。
あんまり作中ではやられているところが多くて、活躍している感がないけど。
まあ、他のエクスペンダブルズが強烈すぎるから仕方ないんや!
スタローンの肉体攻撃や早打ちもかっこよかったし、ショットガンで吹っ飛ばすシーンとかも爽快でよかったし
映画好きにはにやりとしてしまうところも多く、見ていて面白かったなー。
映画を普段見ない人はいまいちかもしれないけど。。
この値段で、この豪華作品を見れるなんて安いものさ!
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