メーカー:minori
ジャンル:インタラクティブ・ノベル
発売日:2008/5/30
原画:2C=がろあ、七尾奈留
シナリオ:鏡遊、御影
プレイ時間:12h
公式HP:http://www.minori.ph/lineup/ef/index.html
最新パッチ: なし
■攻略
以下のサイトのとおりにプレイして100%になりました。
http://desertrain.sakura.ne.jp/kouryaku/2008/minori_ef_lt.html
■感想・レビュー
first taleからの物語を見事に昇華して、しっかり骨太ストーリーの完結編。
基本一人称視点で小説的なセリフ構成として、さらに主人公を章ごとに入れ替えるので、キャラの感情移入度が高いですね。
物語は、王道といえば王道だけど、ADV良い所の長い時間をかけて読ませることがうまく作用しての最終章への帰結は良かった。
絵も綺麗だし、雰囲気とうまくマッチしているし、音楽とか全て高いクリティでできているから安心してプレイできるね。
この作品の良かったところって火村夕だよなあ。
メインテーマは人との和を中心にしているんだろうけど、そのキーは火村の強さと優しさだよなあ。
奇跡はないけど希望はあるというAster的な感じが作品全体で表現されていたのも良かった。
■画像とか
セブンとか羊たちの沈黙が好きとか公の場で好きって云われたら引くわw俺も好きだけど。
基本的に抜きゲーでないので、エロはいまいちですが、ここだけはありかと思いましたー^w^
プレイ直後はスタート画面が真っ黒だったけど、クリア後にこの画面とか涙がでる。
■総評
firstにつづいて、 今回も非常に丁寧に作られている。
とにかく、荒が少なく全体的にかなりしっかり作られているところがかなり好感が持てる。
1,2,3章がこのためにあったんだなと思わせるラストは圧巻。
優子の設定あたりは、R18じゃないと表現が面倒くさそうなので、そういう意味ではうまくR18を生かせているのかなと思う。
火村さんまじかっこいい!
分割商法はこのクオリティの維持のためには商業的には仕方ないかと思うし、
fastは現実向け、latterはファンタジーっぽい感じで分けたのも、作品的に良かったかなとお思う。
正直アニメ見ていたんで、ほとんどネタバレも知っていたのでそこまで楽しめなかったという点もある。
でも、作品としての出来がかなり高いのでシナリオものエロゲーの初心者には是非やって欲しい作品だと思う。
未来へ目標へと向かう強さ与えてくれる青春群像劇
メーカー:minori
ジャンル:インタラクティブ・ノベル
発売日:2006/12/22
原画:2C=がろあ、七尾奈留
シナリオ:鏡遊、御影
プレイ時間:7h
公式HP:http://www.minori.ph/lineup/ef/index.html
最新パッチ: http://www.minori.ph/lineup/ef/support/index.php
(win7だとインストール時にエラーが発生するので必須)
■攻略
愚者の館さんを参考にしました。
■感想・レビュー
efはアニメは見ていた好きな作品だけど、群像劇はプレイ時間が長くなる傾向が強いので、ゲーム版をプレイを躊躇していた。
けど、意外にプレイ時間が短いようなので購入。
アニメ版を見ていたので、大体の作品の形は理解していたけどそれでも十分に楽しめたかなあ。
絵がとにかく美しいのと、それに合わせた叙情的な心理表現とが相まって美しい形の作品に仕上がっている。
とにかく、全体的に丁寧に作られていて群像劇のお手本のようで素晴らしい。
1章は3角関係で、2章は3角関係で負けた側の復活の物語とうまくまとめている。
魅力的なキャラも多いし、ほんとにすごい。
■画像とか
背景の作りこみすごい。くるっくー。 光の演出とかすごくいい
透明おちんちんだけは許せない! モブ可愛い。 リポビタン(*´Д`)ハァハァ
■総評
とにかく絵がすごいの一言に尽きるね!
2006年に発売でこれってはっぱないよなあ。
シナリオもすごい丁寧に作られているし、本当の見せ場は優子と千尋が出るlater taleなんだろうなあ。
フルプライスの割りにはシナリオが短いのがあれだけど、このクオリティを維持しようと思うと厳しいんだろうなあ。
まあ、青春系の恋愛モノはあまりグダグダ長すぎるのも嫌なので、これくらいでもお腹いっぱいですが。
first taleはクライマックスへ向けての舞台作りがメインだと思うので、later taleをした上でないと評価は難しいなあ。
メーカー:CYCLET
ジャンル:アドベンチャー
発売日:2012/10/26
原画:千葉哲太郎
シナリオ:桜庭丸男
プレイ時間:1.5h
最新パッチ: なし
■攻略
汐香ルート: 汐香の方を見る →汐香の方を見る →汐香の方を見る →汐香の方を見る
小瑚ルート: 小瑚の方を見る→小瑚の方を見る→小瑚の方を見る→小瑚の方を見る
汐香&小瑚: 汐香の方を見る→汐香の方を見る→小瑚の方を見る→小瑚の方を見る
※正しくは多く選んだヒロインのルートに分岐 。選んだ数が同じなら両ENDとなる。
■感想・レビュー
魚が取れなくなった港町での大漁祈願のための儀式で海の生物とセクロス。
っという、以外に古典的なストーリー。
海の生物とのセクロスが中心。人との和姦シーンが一度あったけど一瞬で終わったw
異種姦ものは何かといって好きだし、CYC作品なので購入してみた感じ。
好きなシーンはカニと小瑚かなあ。
塗りが低価格の影響だと思うけどイマイチな感じだけど、ここちゃんのエロい感じは非常に良かったです!
登場する海洋生物の一覧
ユムシ、海ムカデ、ゴカイ、イソギンチャク、フジツボ、カメノテ
巻貝、ヒトデ、タコ、伊勢エビ
ウミウシ、ナマコ、小タコ、イカ、カニ
■画像とか
生物の生殖器にモザイクは必要なのか?w そして、伊勢エビであるw主人公もノリノリw
ココちゃんのSっぷりが大好きだぜ! クリちゃんこわけちゃうううううwww
■総評
低価格ゲーだけあって、すごく短い。
しかしながら、海洋生物とのセクロスは斬新すぎるw
絵師の人は、大変だろうなって思ったね。
落ちが予想通り過ぎたし、もっとひぎいいってなる展開が良かったかなあ。
声優さんの頑張りももっと欲しい気もするし。
まあ、いろものとしてはやっていても損はしないのかなって思います。
ネタとしては面白いw
原題:skyfall
日本公開:2012/12/1
監督:サム・メンデス
007の50周年記念の今回の作品。
過去の007を見ていると、にやりとなる展開が幾つも出てくる感じですね。
(007は古い作品はあまり見てないですが、ネタ程度に幾つか知っていたので楽しめました)
開始からオープニングの曲が入るまでと序盤の上海でのスパイ対決は、近年にないくらいよくできたアクションでした。
上海のビルの対決とか光と影の演出がすごく良かったし、あそこのシーンだけでもBD買ってもいいかなと思います。
後半は少し息切れした感じもしまたしたけど、それでも十分にレベルの高い出来かなーと。
今回のラスボスはスーパーハッカーだったりしますが、ボンド側はアナログな武器で立ち向かったりとその対比をかなり明確にアピールしている感じがします。
シルヴァが結構イカレタ感じのキャラのはずだけど、いまいちそこの表現が薄かったのが残念だったかな。
ボンドの影の部分を具現化したのがシルヴァって感じで見ていたけど、その影の部分をもう少しでていれば。
まあ、そこが強くなりすぎるとダークナイトみたいになるから難しいだろうなあ。
また、ボンドガールが実質Mだったり、シルヴァがマザコンっぽい感じと見ていてなんかチンケに思えてしまうんだよなあ。
興行収入はかなりのものだけど、正直言ってそこまでのものかなと思えてしまう。
なんか全体的に歪な感じを受けてしまいます。
そもそもハッカーとか出てくるとトランプのジョーカー的な感じで何でもありになってしまうしあまり好きになれないですし。
カジノ・ロワイヤルのほうが面白いと思うし、今回は期待し過ぎたのか原因なのかな。
それでも、十分面白いと思うし2時間半と長丁場だけどあっという間に終わった感じでしたし。
ネタバレのストーリー
トルコでスパイ対決→Mの指示ミスでボンドに射撃がヒット→MI6本部爆破→
ボンド復活→相手組織がシルヴァ(元MI6メンバ)と判明→
ボンドがシルヴァの基地に乗り込みシルヴァ捕縛→シルヴァがMI6から逃げ出しMの暗殺に向かう→
ボンドとMが逃走→スカイフォールで待ちぶせ→Mとシルヴァが死亡→END
こちらは007を見たことない人でも楽しみる良作
push 2013 2月号
気になった記事を紹介
上田メテオのインタビュー記事と草薙順子のインタビューが印象的だったな。
メタオは最近はインタビュー受けること多いなあ。ブサイクみたいな作品をまたやりたい。
■聖エステラ学院の七人の魔女
http://www.astronauts.co.jp/sirius/7witches/
発売:2012/3/29 メーカー:アストロノーツ シリウス ジャンル: AVG
シナリオ:すまっしゅぱんだ、霧島へるん、ヤマガミユウ他 原画:M&M
遊べるゲームで濃いエロを期待してたいけど、今回はダークなAVG路線で行くみたいや。
ちょっと期待はずれなところもあるけど、このジャンルはフルプライスでは最近少なくなった気がするし気にはなるな。
デモニオンも結構良かったし、次回作は遊べるのを出してほしいな。
■パステルチャイム3 バインドシーカー
→http://www.alicesoft.com/pastelchime3/
発売:2/22 メーカー:ALICESOFT ジャンル:シミュレーションRPG
シナリオ:HIRO、ふみゃ、ダイスころがし、いのくま、もみあげルパンR 原画: おにぎりくん、月餅
来年の頭は遊べるゲームが多そう。
ギアーズオブドラグーンを買う予定だから買わないと思うけど、バルスカZEROやらマテリアルブレイブやらもでるし、エウシュリーも出すし大変なとしだな。
■ヤバい!-復讐・闇サイト-
http://www.waffle1999.com/game/47yabai/index.html
発売:3/1 メーカー:WAFFLE ジャンル:AVG
シナリオ:なつみかんさい、他 原画:只野あきら、皇裕介
すごい興味あるけど、自分が次巻取れるかというと微妙なのがなあ。
■向日葵の教会と長い夏休み
http://www.makura-soft.com/himanatsu/index.html
発売:2013/3/29 メーカー:枕 ジャンル:ADV
シナリオ:J・さいろー、紺野アスタ、藤倉絢一 原画:狗神煌、基4、硯、高苗京鈴
地味に発売延期されてた。1/25はギアーズオブドラグーン買う気だったし良かった。
紺野アスタはこの大空に翼を広げてが良かったしイマは期待の星だなあ。
■この大空に、翼をひろげて FLIGHT DIARY
発売:2013/1/25 メーカー:PULLTOP ジャンル: ADV
シナリオ:紺野アスタ、七烏未奏、奥田港 原画: 八島タカヒロ、基井あゆむ、田口まこと(SD原画)
買う気はなかったけど、コンのアスタのインタビュー記事があって読んでいたら欲しくなってきた。
もっと得rげをやる時間がほしい。
■t木漏れ日のノスタルジーカ
http://strega-soft.jp/products/nostalgico/#top
発売:2013/1/25 メーカー:STREGA ジャンル:AVG
シナリオ:嵩夜 あや 原画:のり太
雰囲気がよさそうなので期待。でも延期の予感がしてならない。
「わたしを離さないで」感想・レビュー
原題:Never Let Me Go
発売日:2006/4/22
作者:カズオ イシグロ
■あらすじ
キャシーを中心としたルース、トミーの2女1男の人生の物語。
物語は3部構成になっている。
第1部:~18歳くらい?までの学校での物語
第2部:学校卒業後の介護士にむけての準備期間
第3部:介護士キャシーとしての構成
彼らが特別なところは臓器移植のための部品としての人間であり、そんな彼らがどのように生きて死んでいくのかが物語の主軸となっている。
■読んだ理由
WBSのスミスの本棚で精巧なロボットのアンドロイド設計者の石黒さんの おすすめの一冊だったので。
クローン人間の一生という、ある意味ダークな設定に惹かれた。
■感想
すごく丁寧で緻密に物語を構成しているのがとにかくすごいといえる。
文庫で400Pあまりだが、全てに目が行き届いていて自分たちにも当てはまるようなあるあるネタをうまく組み込んで物語に没入させようとしてくる。
エロゲライターで言うと、丸戸史明タイプといった感じがある。
主人公たちがクローン人間という、一種のサスペンス的なところもあるけど、実はそんなにそれは重要視してないのではと思う。
序盤からもそういうのにピンとくるい人はすぐわかるし、物語の前半の終わり頃に普通にバラされる。
臓器移植でわりかし早く死ぬようで、おそらく30後半にはだいたい死んでいるようだ。
しかしながら、自分もいつかは死ぬと考えると、彼らの行動は決して特別なものではなく自分にもあるものなのかなと思う。
最後のほうでマダムのところに行った時に特別の恩赦みたいなのはないといったあたりも、人生にそんな点から幸運が降るのはないと皮肉めいているように思える。
努力ではどうしようもできない生まれや環境に対して、 どう折り合いをつけて生きていくかというのを考えさせられる作品。
今後、この物語のように臓器を人間単位でコピーして作ることが可能な時代になったら、クローン人間は人として生活させてもらうことは可能だろうか。って思った。
実際は火の鳥であったような、人殺しゲームの駒とかにされるんだろうな。
人間は見えないものに対して鈍感だしね。
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