「KILL ME」「KILL ME」「KILL ME」

ローマの休日の作者の反戦映画です。
内容は、
戦争へ行った主人公が爆撃で両手足と顔の殆どを失った状態になりながらも、
研究のため生かされる主人公の苦悩を描いた作品です。
医者たちは主人公は植物人間状態で意識がない状態と思っていて、モノ扱いをしていました。
しかしながら、第3者として両者の意識を見ることができるため、
そんな医者たちと意識を持っていた主人公の対照的な表現がすごく怖く感じるところでもあります。
しばらく時間が経つと主人公が意識があるということがわかるのですが、その後の周りの人たちの態度には驚愕されます。
最後の主人公の嘆きは必見です。
また、現代が白黒で過去の話がカラーなのもすごいうまい表現だと感じました。
反戦がテーマの作品のようですが、それよりも人間の業の深さを感じる作品でした。
ジョニーは戦場へ行った - Wikipedia
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