タイトル:恋ではなく ――It’s not love,but so where near.

メーカー:しゃんぐりらすまーと
ジャンル:青春群像劇ADV
発売日:2011/05/27
原画:トモセシュンサク
シナリオ:早狩武志
プレイ時間:13h
公式HP:
http://www.syangrila.com/smart_side/product/koidehanaku/index.html■攻略
3ルート+最終ルート。
以下のサイトを見ながら攻略。最後のCGは写真入門で出ます。
恋ではなく 攻略 by 愚者の館■感想・レビュー
タイトルからして分かる通り、ギャルゲーを全否定した意欲的な作品。
ルート分岐は主人公とメインヒロインをくっつけるためのカマセを誰にするかとなっているw
カメラの話がやたら出てくるけど、あくまでもメインは恋愛といった感じで進んでいく。
複数者の視点で物語が進んでいくので、どのキャラの想いがよく分かる。
こういう3角関係者は主人公が優柔不断であって、それをに対していらいらすることが多いが複数視点をうまく利用してなのかそういう感じは全然受けなかった。その点はライターの能力の高さが伺える。
何の変哲もない普通のキャラ達の人間性がうまく表されているのもすごいと思う。
トモセシュンサク氏による作画も美しく作中の青春劇っていうのに彩りを与えている。
■画像とか

さすがHD。一場面に出てくる数のキャラが半端ないw

左のメインヒロインより、幼女のほうが目立つ。HDだとやたら斜めの構図になることが多い気が。

トモセシュンサクの書く女性は色気があって素晴らしい。

亮輔ルートにソニコが出てきたww作品の雰囲気になってなさすぎww
■総評
内容はよくできていると思うけど、やっていてしんどいなって思うのは、
一般小説でやったほうがいいんじゃないの?って内容なのと最終的には裕未とくっつくのでどのルートもマンネリなところかな。
カメラにやたら詳しい内容が出てくるけど、テンポを乱しているだけであまり意味がなかったような。
早狩先生は管理されないクリエイターってのにこだわりすぎて自家中毒状態になっているんじゃないかって思わせる作品だった。
サラリーマン兼業のライターってのもあってか現実感がある作品を作るけど、現実的な恋愛はもうエロゲ以外のジャンルでやりつくされた感もあるし新しさがないんだよね。
早狩先生といえば、エロシーンを自然に入れるってイメージが強いけど今回はそんなことも全くなかったし。
まあ、何が一番不満かというと美月ちゃんとチュッチュッ出来なかったってのだよ!
中古だと2000円くらいで変えますし、いつもと違うタイプのエロゲをやってみるのにはいいのでは。
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