タイトル:終わる世界とバースデイ (コットンソフト )
発売日:2012/07/27
ジャンル:新・終末系恋愛ADV 原画:皇裕介(皇祐介) , 只野あきら シナリオ:なつみかんさい
プレイ時間:18h
公式HP:http://cotton-soft.com/gameproducts/OwarusekaiToBirthday.html
最新パッチ:なし
■攻略
以下のサイトを参考にしました。
■感想・レビュー
エピローグが非常に印象的な作品でした。
丁寧に作品が作られているので、シナリオゲーよりのエロゲ初心者におすすめしたい作品です。
「Happy Barthday to…」
「今日からは、新しいあなたの始まりですね」
「誕生日が来る度に、あなたがこの世界で生きていることをどうか噛み締めてください」
「この世界はきっと、アタナが思っているよりほんの少し優しいと思うんです」
↑はゲーム内の印象的なイリの発言です。
誕生日とかは何も気にしない歳になってますが、次は祝ってもいいかなと思いました。
基本構成はヒロインごとの世界の終末ENDとなっており、グランドルートはその種明かしとなります。
テキストやテンポもいいので読みやすいのですが、ご都合主義がかなり多いのでそこを乗り切ることさえ出来れば、感動のエンディングを迎えられます。
SF+ループものなのですが、綺麗にまとめ上げて素晴らしい作品に仕上がっています。
セーブや設定画面がスマホの画面みたいに表示させたりゲーム内のSNSや、SNS内のつぶやきをプレイ画面上に表示させたりと面白い試しみもあって楽しめます。
SNSは他のゲームでも採用して欲しいくらい良かったと思います。
■画像とか
一番切れだなと思ったCG アヘぺろーんの威力たかすぎww (´;ω;`)ブワッ
■総評
ループものと言ったら、主人公がループの中心のことが多いですが、今作は主人公もループの輪の中の一人っていうのが印象的ですね。
当然、ループの中心人物もいるのですが客観的にそのキャラを観ているためエンディングの消えていくシーンは余計にぐっとくるものがありました。
仮想世界を凍結するときに、作り物の世界でなく現実の世界と向き合って欲しいという意味合いのイリの発言は、メタ的表現でもあり、皮肉でもあるかなと思いました。
ストーリーを進めるために強引が展開が多いのと、キャラの掘り下げが弱いのはいまいちかなと思います。
複数ライターのため難しいのはわかりますが、せっかくあるSNSを活用ちたりするのが良かったのではないかと思います。
あとは、エロは基本的に使えなかったですし、絵が不安定な感じだったり、青山ゆかりさんがBBAすぎるしなんかキャラとあってない感がマイナスかなあ。
それでも、エンディングは本当に素晴らしく一見の価値はあると思います。
SF+ループものでエピローグは必見。
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