発売日: 2011/4/28
ジャンル:ADV 原画:べっかんこう シナリオ:榊原拓 , 内田ヒロユキ , 安西秀明
プレイ時間: 30h
公式HP:穢翼のユースティア Official Web -Portal Page-
最新パッチ: -
エロスケ:穢翼のユースティア ErogameScape -エロゲー批評空間-
■攻略
以下のサイトを参考にしました。
■感想・レビュー
ずっとプレイしようと思っていたが、プレイ時間が30hくらいとそこそこ長いためプレイに躊躇していました。
結果としてはやってよかったお思える出来で大満足です。
最近は読むのが面倒くさくなる作品が多いのですが、この作品はダレることもなく一気に読み進むことができました。。
何が良かったかと考えると、キャラたちが自らの意志のように発言し行動するというのが非常に良くできていたことだと思います。
ティアルートで主人公がヘタれてしまうことに批判の目が行きがちだと思いますが、それまでのルートは知らないヒロインたちを教えて救ってきた主人公が、最後の章で自分が知ることによってヒロインたちに救われる形になるというのは面白い視点だと思うので自分としては良かったです。
エロゲーの救う立場から救われる立場への変換は新しくて新鮮だと思います
一番好きなキャラはリシアです。王への成長物語と王としての振る舞いは非常に良かったです。
コレットも好きなキャラですがリシアにはかなわないですね。
男だけどジークも好きですねえ。男キャラが活躍するゲームは名作率が高いというのは間違いない。
好きなシーンは最後の方のリシアとイレーヌとの対決かなあ。
お互いの新年からそれぞれの道を歩き始めた二人の対立は良かったと思います。
エロシーンもappendixとして各ルートのアフター的な感じで保管されていてよかったです。
■画像とか
リシアの近衛騎士団に助けを高シーンもいい。 うおおおおおお。( ・∀・)イイ!! ああああああああ。( ・∀・)イイ!!
メインヒロインの割には印象が薄いティア。。まあ、フィオナよりましか。。 クリア後はタイトル画面の背景が変わります。
■総評
理想を追い続けるルキウスと、その対比の主人公となる構図の最終章が良かった。
多数の利益になる方を常に選ぶルキウスは、それを否定したいけど否定しうる答えが見つからなく、その結果で人間とは思えない決断をするのに至ったのかと思った。
時折カイムに、その答えを見出してほしいと思えるようなところがあったし。
しかし、物語り的にはその答えが出なかったのは残念かなと思う。
世界観、キャラ、音楽と全てが高水準で誰にも進めやすい名作なのは間違いないと思います。
ファンタジーが苦手ない人でもぜひやって欲しい素晴らしい作品。
印象に残った言葉
『世の中には『出来る』ことと『出来ない』ことがある。』
『同時に『する』ことと『しない』こともある。』
『『出来る』『出来ない』の話は結論が出しやすいが『する』『しない』は違う。』
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